松戸(2)2015年11月撮影
旧水戸街道
松戸駅西側を南北に(常磐線と平行に)走る道で、自動車交通においては西側のメインストリートにあたる。
その名の通り、江戸時代はこの道が水戸街道であり、宿場町として栄えた松戸の旧市街地ともいえるエリアを抜ける通りでもある。
しかし画像のように宿場町の面影を残す古い家屋・店舗はあまり残っておらず、高層マンションなどが林立する景観となっている。
写真は旧原田米店。高層マンションとのコントラストが非常に激しく、独特の景観になっている。
このように宿場町の名残を残す物件は数少ない。
春雨橋。坂川を越える旧水戸街道の橋である。この橋を境に、沿線の建物の高さが若干低くなる。
春雨橋以南は、小規模なアパート・商店・一般家屋の中に僅かに古民家・古商店がある環境が続く。
松戸神社と周辺
さらに南下すると、松戸市の総鎮守ともされる松戸神社に至る。
松戸神社と旧水戸街道の間には、先ほど春雨橋で渡った坂川が流れる。
旧水戸街道に面した鳥居から神社参道に入ると、この橋で坂川を越えて境内へ渡るようになっている。
遠くに高層ビルを眺めつつ閑静な川沿いの道は、まさに都会のオアシスといった風情。
線路沿いの通り
常磐線沿いに続く通りは伊勢丹横から駅にかけて延びる。
沿道はやはり雑居ビル中心だが、片側が広い線路で開けているため、閉塞感をあまり感じない。
進むと、松戸駅前のバスターミナルに到着。