街の記憶

盛岡 (1)2018年撮影

盛岡について

盛岡駅は、盛岡市街地から見て西、北上川の向こう側に位置しています。そして 当初は全くの町外れだったのが、駅の設置や新幹線の開業により次第に拠点性を持つようになってきたのが駅周辺の界隈です。

大通・菜園地区と肴町地区は、盛岡の中心市街地として栄えているエリアです。2つの街はそれぞれ盛岡城を挟んで東西に離れて位置しており、盛岡駅前を含めると盛岡市は「大通・菜園」「肴町」「駅前」の3つの中心市街地を持つ特徴的な街と言えそうです。

駅から離れた大通・肴町の2つの繁華街は、肴町界隈が盛岡城下の町人地として江戸時代から繁盛していたのに対し、大通地区は明治時代になってから発達したかなり新しい街という対比があります。
今日では、盛岡の中心機能はもっぱら大通周辺に移った感も否めませんが、現在も肴町には大型商業施設の「ななっく」やアーケード商店街「肴町商店街」が立地し、通行客もそれなりに見られます。

盛岡 (1)

盛岡駅〜大通3丁目
駅周辺
盛岡駅〜開運橋〜大通3丁目交差点

駅周辺

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JR盛岡駅。壁のような巨大な駅舎は3階に新幹線ホームを擁するもの。
1階・2階には駅舎機能の他に駅ビル「フェザン」が入る。

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駅前バスターミナル。ロータリー周辺は雑居ビルが立ち並ぶが、新幹線ホームから見える面に向けて沢山の広告看板が設置されているのが特徴的。

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バスターミナルの北側には駅前広場が存在し、憩いの場となっている。

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駅ビルフェザン。「FES゛AN」とローマ字の間に濁点が入る独創的な名前で、 駅舎に隣接するビルの低層階も店舗の一部になっている。
層階にJR系のホテルがあるという点は秋田と似ている。

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駅舎遠景。

盛岡駅〜開運橋〜大通3丁目交差点

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駅東口から市街地へ向かう通り。
居酒屋・飲食店が目立つ、人口密度の高い通り。

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開運橋交差点

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開運橋
盛岡駅と中心市街地を結ぶ橋で、盛岡を代表する橋でもある。
「二度泣き橋」(転勤などで盛岡へ来た人が初めて渡る際に「なんて遠くへ来てしまったのか」と泣き、帰りに渡る際には盛岡を離れる辛さに泣く、ということから)としても知られる。

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開運橋から北上川・岩手山を望むこの光景は、盛岡を代表する景観として有名。

画像 開運橋を渡ると五差路があり、左奥が大通地区、右奥が菜園地区にそれぞれ繋がる形。

画像 盛岡駅の方向を振り返る。
北上川沿いに高層ビル・ホテルが立ち並ぶ光景は、ウォーターフロント・シティといった印象。

画像 大通り方面へ。

画像 右側にはクロステラス盛岡。レンタルビデオ店や百均、コンビニなどが入居する商業ビル。

画像 ここで歩道橋から大通方面を見る。

画像 大通三丁目交差点から北方向。オフィス街が形成されている。

画像 同じ場所から東へ。ここから先は盛岡の中心商店街・大通商店街へ至る。


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