街の記憶

横須賀 (3)2020年撮影

若松町〜米ヶ浜周辺(若松中央通り、米ヶ浜通り)

横須賀中央駅のあたりに戻り、駅東側の繁華街一帯を散策。

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横須賀中央駅から北東に伸びる大通りには若松中央通り商店街がある。デッキを降りる階段から撮影。

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三笠ビルやら若松町商店街やらがある一帯と比較すると年季の入ったアーケードが特徴的。店もどちらかといえば個人商店が中心。

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米が浜通り入口交差点に差し掛かる。ここで右に折れ曲がると「米が浜通り」に至り、アーケード商店街が続いている。
一方、この通りをそのまま真っ直ぐ進むと国道16号にぶちあたり、オフィスや官庁が多い街並みになる

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米が浜通り入口交差点(南方向)。球状の装飾が連なるアーケード屋根、三角形の屋根、……アーケードの展覧会か?

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交差点のすぐそばにあった「トニービル飲食街」は渋めの飲食街。
昭和のゴシック体風な「トニービル」、筆文字の「飲食街」「加盟店」の様式美

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ちなみに「トニービル」は真ん中の茶色いビル

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交差点を曲がって「米が浜通り」を東へ進む。

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横須賀市、中心市街地に限らずアーケード商店街が多く、なかなか歩き甲斐のあるところです

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アンテナとアーケードと渋ビル。

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北西方向。千日通り界隈の街並みも遠くに見える。

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米が浜通りのアーケード、200m足らずで終了。
住宅の割合もそれなりに増えてくるが、しかしまだまだ市街地といった風景が続く。

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2〜3階建てぐらいのビルが行儀よく並んでいる。ザ・地域密着!な雰囲気の商店が連なる

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このようなこじんまりとした"盛り場"も点在。千日通り界隈と比べると一段落ち着いた雰囲気がある

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ちなみにこの辺り、割とすぐそばまで丘が迫っていて、南側の景色はなかなか。

若松マーケット周辺

横須賀中央駅の東側にある一角は、迷路のような狭い道路沿いに広がる歓楽街。

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駅前のデッキを降りて東側の路地を入ると、迷路のような歓楽街が広がっている。

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パブ、スナック、創作Dining..

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路地の角にはまた路地があり

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さまざまな年代のビル、建物が軒を連ね、競うように看板が迫り出している

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ある程度広く、また綺麗なグリッド上に道が整備されている千日通り一帯と比べると、この迷路っぽさが際立つ。

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半径100mの円にすっぽり収まってしまうぐらいの範囲ながら、とにかく"濃い"。

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「自衛隊金融」なる施設があるのは横須賀らしさというか

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仕入れトラックも通行には一苦労しそうな道幅

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そんな若松町からも見えるタワマン、スケール感が狂う。

上町周辺

京急の線路より海側の平地が「下町」なら丘陵側一帯を指すのが「上町」。実はこちら側にも商店街が広がっている。

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駅すぐ横のガードを潜って山側へ。 中央駅の「西口」出口と、それに直結する「モアーズシティ」の入口がある。

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冒頭でも紹介したが、横須賀中央駅の駅ビルのような形になるモアーズシティ横須賀。 商業施設の閉店や縮小など暗い話題もある横須賀市街において、有力テナントを多く有する、なかなか強いショッピングビルである。 わかりやすく単純に例えるならば、パルコとかアトレとかそういう立ち位置のビル。

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外装も小綺麗に整えられていて、雰囲気がよい

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さてさてガードを潜った道を進むと、早速えげつない坂。
すごくすごく急なこの坂はその名も平らな坂と書いて「平坂」、冗談かと思いそうだが「平(ひら)」には"傾斜"をさす意味もあり、「坂」と重ねることで急な傾斜を強調したものと考えられている……というのは現地の説明板の受け売り。

ともかく、その坂の急なさまはアーケードの屋根の段差からもはっきりわかる。

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坂を登りながら右へ曲がると、「上町銀座商店街」の名前がお目見え。

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丘の上のこの辺りは基本的に住宅街だが、この通りの沿道には1kmほどのアーケード商店街が続いている。
坂が急なうえに市街地とは完全に逆を向いているため"下町"と比べるとどうしても活気は薄いが、地元の住民が普段使いしてそうなお店が点在してたり、あるいはリノベ物件らしき新そうな商店の芽吹きもある。

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商店と商店の間を覗くとこんな階段や坂が多い。谷間にある商店街の様子がわかる

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表情豊かな地形とY字路。

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「上町一丁目交番」交差点。"中里通り商店街"が右に伸びる商店街の交点。

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こちらは上町銀座。アーケードは続くよどこまでも。

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一方こちらは中里通り商店街。こちらはアーケードなく、沿道も住宅と商店が半々そこらでのんびりしていた。


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