街の記憶

仙台駅周辺〜一番町 (3)2018年撮影

仙台中心部を東西に横断する通りのうち、代表的なのが青葉通広瀬通だろう。それぞれの通りを、仙台駅がある東側から西へ歩く。

仙台駅周辺〜一番町 (3)

青葉通(仙台駅〜東二番丁通り交点)

「青葉城恋唄」の歌詞にも登場する仙台を代表する大通り。
東北一の大都市、仙台市の堂々たる都市景観が詰まっている。

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駅のペデストリアンデッキを降りると西へ伸びるのが青葉通り。駅前ロータリーに収まりきらないバス停に人々が列をなす。

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都会のマストアイテム「地下鉄の入口

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駅の方を振り返ってみる。

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名前が驚くほどシンプルな中央1丁目交差点で、愛宕上杉通りと交わる。
仙台の勢いを物語らんばかりの都市景観が広がる。

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夏は果てしない街路樹とビビッドな太陽、冬はキリッとした空気と光が差す

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さらに西へ進む。青葉通りはオフィスビル中心の街並み。平日昼間はスーツで埋め尽くされるのだろうか。

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珍しいJRの地下駅は「あおば通」駅。ひらがな。

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この日は寒く仙台でも積雪があった。

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どこを向いてもガラス。

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元ダイエーのイオン仙台店。この規模の大都市だと、逆にスーパーマーケットは貴重。

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これまた地下道…だが地下鉄ではなく、交差点を潜る。
交わるは、仙台のもう一つの大動脈・東二番丁通り。しかしこの交差点、これだけ大きな交差点なのに交差点名がない。

青葉通(青葉通一番町駅周辺)

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交差点を過ぎると都市軸的役割はやや弱まり、少し落ち着いてくるらしい。

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交通量も減る。

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もうすぐアーケード商店街と交わるところ。地下鉄の青葉通一番町駅も近い。

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仙台はもちろん東北随一の百貨店・藤崎の前を通る。
初売りの広告が出ているが、仙台の初売りは日本で一番激しいことで有名。

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アーケード商店街「サンモール一番町」と交わる交差点周辺、一旦また賑わいが戻ってくる。

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ファストフードや飲み屋が多いがこの辺りはマンションも多い。職住近接的な再開発が盛んなのだろう。

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行儀よく窓が整列するビル、が整列する通り。

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一番町を過ぎるといよいよマンションが優勢になってくる雰囲気。
駅前繁華街〜オフィス街〜商店街〜住宅街、の流れが青葉通りを歩くだけで味わえる。

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晩翠草堂前交差点で晩翠通と交差。

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この辺りまで来ると空き地も見られるように。知る人ぞ知っていそうな和菓子屋や食事店も現れる。

広瀬通

青葉通に並ぶ仙台の東西軸。仙台フォーラスや江陽グランドホテルなど。
東二番丁通りより東側は職住混在、西は仙台の繁華街と歓楽街の間を突き抜ける大通り。

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中心市街地の残り香も感じながら。

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この辺りはオフィスビルや銀行が中心。

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そういえば、仙台市は中心部で景観条例を敷いているとか。

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マンションのモデルルームに「都市」を感じたり。ちなみにこの日宿泊した仙台のホテルでは、長町のタワマンのCMが流れていた。

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仙台から一駅の地下鉄の駅、広瀬通駅が利用できる。西へ。

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やはりたまに東を振り返りながら。

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「広瀬通り」交差点にて東二番丁通りと交差。ここから西側はそれまでよりいささか賑やかになる。

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交差点にて。東二番丁通りは建物のスケールがすごい。

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広瀬通を進む。「かに本家」の看板が目立ち、歓楽街・国分町の近づきを感じる

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にわかに人通りも増える。

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東側、交差点の方はこのような感じ。

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ぶらんどーむ一番町(一番町通り)との交差点へ。

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角地に仙台フォーラスを置くこの地点は、仙台中心市街地の拠点の一つ。

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青信号ともなるとどこからともなくやって来た人々が横断歩道を埋め、またすぐに引っ込む。

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一番町通りを超えると、再び街並みは落ち着いてくる。西方向。

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同じ場所から東方向。つまり一番町通りの周辺だけテンションが高い。

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再び西へ。この道路は東北道の仙台宮城インターと仙台市街を結ぶ動脈としての側面もあり、このあたりで歩行者数と車の数が形勢逆転するようだった。

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東方向。
つまり、高速で仙台に来たドライバーが最初に目にする「仙台中心部」の景観は、おそらくこのあたり。


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